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【映画】一部ネタバレ有!「ターミネーター:ニュー・フェイト」のあらすじ・キャスト・感想など徹底解説

【映画】一部ネタバレ有!「ターミネーター:ニュー・フェイト」のあらすじ・キャスト・感想など徹底解説

1991年公開の「ターミネーター2」正当な続編として2019年11月8日より公開された「ターミネーター:ニュー・フェイト」

シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、リンダ・ハミルトンも28年ぶりにサラ・コナー役で復帰し公開前から大きな話題を呼んでいました。

今回はまだ観てない方へ【ネタバレ無し】の簡単なあらすじやキャスト、見どころなどを前半5項目に絞り、後半5項目では【完全ネタバレ】にて、「ターミネーター:ニュー・フェイト」の感想などを振り返っていきたいと思います。

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【ネタバレ無し】「ターミネーター:ニュー・フェイト」のあらすじ・キャストなど徹底解説

① ターミネーター:ニュー・フェイトのあらすじ

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メキシコシティの自動車工場で働く21歳の女性ダニーが弟のミゲルとともに、ターミネーター「REV-9」に襲われる。彼らを守ったのは、同じく未来から送り込まれた強化型兵士のグレースだった。3人はかろうじて工場から車で脱出するもREV-9が追ってきて壮大なカーチェイスに。執行に追いかけてくるREV-9をハイウェイで待ち受けていたのは、サラ・コナーだった。ターミネーターを宿敵として人生を送ってきた彼女は、REV-9とも激しい死闘を繰り広げ、「アイルビーバック」と言ってその場を去っていく。

② キャスト

ターミネーター:ニュー・フェイト1

サラ・コナー / リンダ・ハミルトン

T-800 / アーノルド・シュワルツェネッガー、ブレッド・アザー

グレース / マッケンジー・デイヴィス

ダニー(ダニエラ)・ラモス / ナタリア・レイエス

REV-9 / ガブリエル・ルナ

ディエゴ・ラモス(ダニーの父) / ディエゴ・ボネータ

ミゲル(ダニーの弟) / ダニエル・アイバニーズ

ジョン・コナー / エドワード・ファーロング、ジュード・コリー

③ ターミネーター2の正統な続編

ターミネーター:ニュー・フェイト2

今作は「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター:新起動/ジェネシス」の3作を無かった事にして「ターミネーター2」の正当な続編として製作されました。

ジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、リンダ・ハミルトンも28年ぶりにサラ・コナー役で復帰したことで正当な続編という言葉にもリアリティを生み出しています。

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④ 時代を経た今だからこそ得られやすい共感

ターミネーター:ニュー・フェイト3

第1作のターミネーターが公開されたのは1984年。

当時から未来はロボットに支配される?という可能性はうっすら考えられてきましたが、昨今AIの普及や研究が進まれている事でより現実味があるこの時代に再び未来はロボットに支配されるのか?と問いかけている作品でもあります。

⑤ リンダ・ハミルトンの復帰

ターミネーター:ニュー・フェイト4

これまで「脚本が魅力的ではない」という理由からサラ・コナー役に復帰することのなかったリンダ・ハミルトンですが、これは本人がサラのことを「生き地獄を味わっている、傷を負った女性」と考え演じることに対して負担を感じていたからだそうです。

今作でも返事をするまでに6週間かかったそうで、「28年も経ったからこそ、またあの役をやりたいとも思った」と考えられるようになり復帰が実現したようです。

ここまでが「ターミネーター:ニュー・フェイト」【ネタバレ無し】のあらすじ、キャストや見どころなどのご紹介となります。ここから先は【完全ネタバレ】にて「ターミネーター:ニュー・フェイト」の感想などを振り返っていきたいと思います。まだご覧になっていない方はうっかりスクロールしすぎないようにご注意ください。

⑥ 【ネタバレ有】エドワード・ファーロングの復帰

ターミネーター:ニュー・フェイト5

ジョン・コナー役のエドワード・ファーロングが復帰すると公開前にジェームズ・キャメロンが発言したことで大きな話題となりましたね。ご覧になった方もどこで登場するのか、期待しながら見ていたのではないでしょうか。

しかし登場したのはまさかの過去映像。過去の未公開シーンなどをうまく活用したのでしょうか。あの絶頂期のエドワード・ファーロングの新たなシーンはテンションが上がりましたね。そしてその直後の展開にも…。

⑦ 【ネタバレ有】未来はどうなるのか

ターミネーター:ニュー・フェイト6

「ターミネーター2」ではターミネーターを撃退し、スカイネット誕生の元となった過去のターミネーターや共にT-1000と戦ったターミネーターT-800も自ら消滅し、審判の日も回避したかのように思いましたが、結局「誰かが回避しても誰かが同じことをする」ため機械との戦争は避けられない運命であるとこの作品では結論づけています。

ジェームズ・キャメロンなりの答えかもしれませんし、映画を観た人に対しての問いかけでもあると思いますが、結局これが人間だと言ってしまっているようにも感じます。

⑧ 【ネタバレ有】シュワちゃん

ターミネーター:ニュー・フェイト7

ターミネーターシリーズと言えばアーノルド・シュワルツェネッガーというイメージがありますが、今作では主演ではありません。

強化型兵士やREV-9がどうしても目立つため上手に脇役に徹していましたが、最後の最後においしいところはもっていきましたね。

そして毎度の如く片腕を無くしたあとのシーンは腕を隠しきれていない感じが懐かしくもあり、そういう細かいところはつい見てしまいますね。

⑨ 【ネタバレ有】グレースの物語でもある

ターミネーター:ニュー・フェイト8

サラ・コナーやT-800が登場してるにも関わらず、リンダ・ハミルトンが主演であるにも関わらず、グレースの物語が軸になっている作品でもあります。

「ターミネーター」シリーズであることで、お約束のカーアクションなどターミネーターから逃げることで色々なアクションが楽しめるのもシリーズのいいところですが、その内側で走るサイドストーリーとしてはダニーよりもグレースの方が軸がしっかりしてました。

グレース役のマッケンジー・デイヴィスは初めて観た時ショートカットで背も高くて完全に少年かと思ってしまっていましたが、「オデッセイ(2015)」とか「ブレードランナー 2049(2017)」にも出演されているんですね。

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⑩ 【ネタバレ有】個人的な感想

ターミネーター:ニュー・フェイト9

「ターミネーター3」「ターミネーター4」「ターミネーター:新起動/ジェネシス」と3作も公開されて全て似たような構成だとすると観る側からすると「ターミネーターから逃げる」という構図はもう飽き飽きです。

それを理解していたのか今回は「ターミネーターと戦う」という動きにシフトしている点は素晴らしいと思いましたが、ターミネーター2で液体金属という発想で度肝を抜いたような衝撃はありませんでしたね。

ターミネーターとの戦い方としては、「ターミネーター2」で溶鉱炉に沈めてしまえば倒せるというのを見せてしまっている以上それを上回ってこないとつまらない。

正当な続編であれば少なくともサラが溶鉱炉に突き落とすような発言がひとつあれば続編っぽさも出てよかったと思うんですけどね。

リセットされた3作が公開されずにこの作品が公開されていればおそらく大ヒットしたと思うんですよ…しかしどうしても似たような構図だなと思ってしまわざるを得ませんよね。

それでもこのタイミングで製作を考えたのは、みんな歳だから最後にターミネーターまたみんなで撮ろうよ、みたいな発想なんじゃないかとも思えてしまいます。

今作が名作から遠ざかってしまったと思う明確な理由は、「スカイネットを回避したのにジョンが殺されるという矛盾」です。

サラは「審判の日を回避した」と言い切っているのに、その直後にターミネーターが何度も襲ってきて結局ジョンが殺されてしまうというのは矛盾にしか思えません。

結局殺されてしまう=「審判の日」は避けられない

とサラが考えるなら理解できますけど、そうではないですし、総合的に機械対人間の未来は避けられない、というオチがついているにしても冒頭数分であのシーンをみせられるとその後の話が全然入ってこないんですよね。

だったら今のエドワード・ファーロングを起用して、平和になってやることなくなってボロボロになっているジョンを「ターミネーター3」のように描いても良かったのかなと思いました。シリーズ通して重要な核になるのは「ジョン・コナー」であり「サラ・コナー」であってほしかったです。

もちろんジョンの存在をダニーというキャラクターを用意することで見せ続けたと思うんですが、おじさんになったエドワード・ファーロングがダニーを見ながら改心してくようなシーンがあってもよかったかなーというのが正直な感想です。

まとめ

「ターミネーター:ニュー・フェイト」について色々まとめてみましたが、ヒットすれば続編も描かれると思いますが今のところ今作が最後になりそうな気がしています。単体で考えると集大成としては今までで一番深い内容でよかったのではないでしょうか。

ターミネーターシリーズそのものが今作で最後になってしまうか、また新たなシリーズが作られるのかはわかりませんが、未来の進化に伴ってターミネーターシリーズも進化していくかもしれませんね。