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【映画】おすすめ「リーサル・ウェポン」全4作のトリビア・あらすじ・キャストなど徹底解説

【映画】おすすめ「リーサル・ウェポン」全4作のトリビア・あらすじ・キャストなど徹底解説

1987年に公開されたパート1から全4作公開され、メル・ギブソンダニー・グローヴァーの代表作となったアクション映画「リーサル・ウェポン」

2016年には新キャストでドラマ化され、2017年からはメル・ギブソンダニー・グローヴァー出演でフィナーレとなる「リーサル・ウェポン5」の話も浮上していますが、未だ実現に至らず。頓挫せずに公開してほしいファンも世界中に多くいると思います。

フィナーレ公開の実現に期待して、今回は今まで公開された全4作品のあらすじやキャスト、おすすめしたいポイントやトリビアなど、その概要を改めてご紹介したいと思います。

※若い世代の方は見たことがない方も多いかもしれないのでなるべくネタバレ回避していますが、あらすじや解説で少しだけ内容に触れている部分もあります。

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「リーサル・ウェポン」全4作のトリビア・あらすじ・キャストなど徹底解説

① 「リーサル・ウェポン」全4作のあらすじ

リーサル・ウェポン

PART1(1987年公開:リーサル・ウェポン)

ある夜、ロサンゼルスの高級アパートメントから売春婦が飛び降り自殺する。

LA市警察本部捜査第一課のロジャー・マータフ部長刑事が、現場に臨場。死んだ売春婦は、マータフの旧友の娘であった。

この飛び降り自殺に事件性があるのか捜査を始めた矢先に、薬物対策課から異動してきたマーティン・リッグス刑事を、マータフは新しい相棒としてあてがわれる。

マータフはこの新しい相棒に困惑しながらも、自宅に招くなどして、次第に打ち解けながら、事件の真相を探る。

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PART2(1989年公開:リーサル・ウェポン2/炎の約束)

ロサンゼルス市警察本部捜査第一課のリッグス部長刑事とマータフ部長刑事はある夜二台の自動車を追跡するも、容疑者たちは激しい銃撃で反撃し、さらにヘリコプターまで使って逃走。

残された自動車には大量のクルーガーランド金貨が積まれていた。その後二人はFBIの要請で、麻薬事件の重要証人である会計士のレオ・ゲッツを保護することに。

ヒットマンの襲撃から守り通したことで、ゲッツと打ち解けたリッグスとマータフはゲッツから麻薬組織のボスの情報を聞き出し、同僚の刑事たちとボスの邸宅へ踏み込むが、ボスの正体はラッドという駐ロスアンジェルス南アフリカ総領事で、2人は治外法権を理由に逮捕も拘留もできない。

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PART3(1992年公開:リーサル・ウェポン3)

ロサンゼルス市警の巡査部長・リッグスとマータフは、あるビルの駐車場に仕掛けられた爆弾を爆弾処理班を待たず勝手に解体しようとしたあげく失敗し、ビルを完全に爆破するという失態を犯す。

巡査に格下げになってしまった二人は、制服でのパトロール中に輸送員に変装した強盗に遭遇、ビリーというチンピラを逮捕する。

強盗たちは特殊徹甲弾、通称「コップ・キラー」で武装していたと判明するも、ビリーは取調室で何者かに殺されてしまう。

真相を確かめるため二人は刑事へ復帰したものの、内務調査部と共に捜査することに。

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PART4(1998年公開:リーサル・ウェポン4)

ロサンゼルス市警の刑事・リッグスとマータフは、探偵となったレオと釣りに出かけ、不審な大型船と遭遇する。

船に乗り込み、船員との格闘の末に船は座礁。大型船は中国の密航船である事が判明する。

密入国者が次々と連行されていく中、マータフは避難用ボートの中に隠れていたホン一家を発見。

同情したマータフは違法と知りながら彼らを自分の家にかくまうことにする。

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② キャスト

リーサル・ウェポン1

マーティン・リッグス(1,2,3,4) / メル・ギブソン

ロジャー・マータフ(1,2,3,4) / ダニー・グローヴァー

レオ・ゲッツ(2,3,4) / ジョー・ペシ

ローナ・コール(3,4) / レネ・ルッソ

エド・マーフィ(1,2,3,4) / スティーヴ・ケイハン

マカリスター将軍(1) / ミッチェル・ライアン

ジョシュア(1) / ゲイリー・ビジー

アージャン・ラッド(2) / ジョス・アクランド

ジョシュア(1) / ゲイリー・ビジー

ピーター・ヴォーステッド(2) / デリック・オコナー

リカ・ファン・デン・ヴァールス(2) / パッツィ・ケンジット

ジャック・トラヴィス(3) / スチュアート・ウィルソン

ワン・シン・クー(4) / ジェット・リー

ベニー・チャン(4) / キム・チャン

リー・バターズ(4) / クリス・ロック

トリッシュ・マータフ(1,2,3,4) / ダーリーン・ラブ

リアン・マータフ(1,2,3,4) / トレイシー・ウルフ

ニック・マータフ(1,2,3,4) / デイモン・ハインズ

キャリー・マータフ(1,2,3,4) / エボニー・スミス

③ コメディ要素とシリアス要素の融合

リーサル・ウェポン2

1作目はシリアスな要素が強めのバディ・ムービー。リッグスは特に自殺願望が強めのキャラクターだったため、今となっては笑ってしまう場面もありますがコメディ要素は非常に少なめな作品でした。

しかしリッグスとマータフのコンビが続いていくにつれてひょうきんな面も多く演出されるようになり、コメディ要素も増えていったように思いますが、一方で治外法権で逮捕できない敵を相手にしたり、防弾チョッキが効かない銃を持つ敵と戦ったり、銃弾を避けちゃう様な格闘のプロが相手だったりとテーマそのものは非常に重いものを採用しているせいか非常にバランスが取れた面白い作品になっていると思います。

④ マータフ一家が全員4作品に出演

リーサル・ウェポン3

年月を重ねた作品ともなると、誰かが降板したりしがちですが、マータフ一家全員が4作品に出演して成長していく姿が見れるため、刑事マータフ一家の成長が裏テーマのひとつとして描かれていることが作品に厚みを与えている気がします。

フィナーレが実現したら是非みんなで出演してほしいところですね。

⑤ メル・ギブソンとブルース・ウィリス

マーティン・リッグス役はメル・ギブソンに決まる前、なんとブルース・ウィリスにオファーがかけられていました。しかしブルース・ウィリスはそれを断り、1年後に「ダイ・ハード」でジョン・マクレーン役を演じています。

一方でメル・ギブソンには、ジョン・マクレーン役のオファーもあったそうで、もちろん断っていますがもしこの2人が逆だったらと考えると少しおもしろい展開も考えられます。

メル・ギブソンとダニー・グローヴァーのコンビを最初に提案したのはキャスティングディレクターのマリオン・ドゥハティだと言われています。

ちなみにダイ・ハード3の脚本の基盤は、もともとリーサル・ウェポンの続編のために執筆されたもので、FOXが原案を購入して書き換えられたのがダイ・ハード3になった、みたいです。

⑥ バディ・ムービーとしての人気が高い映画

リーサル・ウェポン4

映画.comで2017年に書かれた「映画関係者が選ぶ「好きなバディ・ムービー」ベスト5」という記事で、リーサル・ウェポンが1位になっています。

同率1位はラッシュアワー。どちらも好きな映画ですが、リーサル・ウェポンは80年代からスタートして4作目の公開から20年以上経過(記事の時点では19年経過)しても1位を取れるのは凄いことだと思います。

それだけリーサル・ウェポンの人気度や功績があると言えると思います。

⑦ パート2のラスト撃たれ過ぎ

個人的には最もダークでシリアスだと感じるパート2が好きなんですが、最後のシーンでリッグスはとにかく撃たれて結構な致命傷を喰らうのに、ギリギリ生還します。

主人公があんな死ぬ寸前まで撃たれる映画というのもなかなかないのではないでしょうか。

⑧ 海外での評価

映画とテレビのレビューアグリゲーターであるRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)での評価。

パート1は、53件のレビューで評価は83%、平均スコアは7/10。

パート2は、36件のレビューで評価は83%、平均スコアは6.6/10。

パート3は、46件のレビューで評価は59%、平均スコアは5.5/10。

パート4は、66件のレビューで評価は52%、平均スコアは5.8/10。

4作品も出ててこれだけの数字をキープできるのはシリーズものとして認知されている証拠でもありますね。

大きな転換ポイントでもあったパート3は、興行収入こそシリーズ最大のヒットにはなっていますが極端に低い評価をつける人も目立ち、その点でパート4でリー・バターズのような次世代が登場し評価が上がったようです。

⑨ リーサル・ウェポンのトリビア

リーサル・ウェポン5

1. 当初のリッグスはもっと病んでる設定だった

最初の脚本段階では、リッグスの精神状態はもっと不安定に書かれていました。

例えば、リッグスが子供を狙っている狙撃兵を殺すシーンでは、数人の子供を撃って殺した後に狙撃兵を爆破するためにロケットランチャーを使用する、と書かれてました。

2. パート1でみんなが持ってるあれが初めて登場

リーサル・ウェポン第1作目は、携帯電話が初めて映画に登場した作品でもあります。

もちろん80年代の携帯なので大きく、撮影時期でもある1986年頃に発売されたポータブルラジオシャックモデル17-1003が使用されています。

3. レオ・ゲッツのキャラクター

レオ・ゲッツのキャラクターは当初口の達者な女性らしいキャラクターとして描かれていましたが、ジョー・ペシはそれを拒み、監督のリチャード・ドナーと話し合いながらあのキャラクターが誕生したそうです。

4. パート2のあのシーンだけで物凄い大金

パート2でメル・ギブソンが山頂の家の支柱にケーブルを取り付けて引き下げる場面は、50万ドル以上の費用がかかったそう。

1989年当時の為替は1ドル約138円でしたので、このシーンだけで6900万円ほどかかった計算になります。

5. 実際の建築途中のものをぶち壊した

パート3に登場した住宅建設現場は映画のために建設されたセットではなく、カリフォルニア州ランカスターで実際に建設されていたものを同意を得た上で完成前に破壊されました。

6. キャリー・フィッシャーがスクリプトドクター

パート3ではキャリー・フィッシャーがスクリプトドクターを行っていましたが、エンドロールではクレジットされてません。

※スクリプトドクターとは、映画、テレビ番組、演劇等の脚本や台本を書き直したり、これらの主題、構成、テンポ、登場人物の性格づけ、台詞など特定の要素の完成度を高める目的で制作会社に雇われる脚本家、劇作家、台本作家のこと。

7. パート3でのレオ・ゲッツ登場は後から追加された

パート3の脚本が完成した時点でレオ・ゲッツの登場はありませんでしたが、あとから彼のシーンを追加したそう。

8. ジェット・リーの動きが速すぎた

アクションシーンでのジェット・リーは、カメラのシャッタースピードよりも速く動いていて、フィルムで捉えられないほどだったようで、減速するように依頼され若干遅い動きでアクションシーンを撮影したそう。

9. もともとジャッキー・チェンにオファーしていた

パート4でジェット・リーが演じたワン・シン・クーという役はもともとジャッキー・チェンにオファーがかけられていました。

しかしジャッキー・チェンは、悪役はやらないと自身で決めていたそうで断り、そのおかげなのかジェット・リーはアメリカでの映画に初出演することができました。

10. リー・バターズの候補

リー・バターズ役には、クリス・タッカー、ウィル・スミス、エディ・マーフィーが候補に挙がっていたようです。

クリス・タッカーは同年公開されたラッシュアワーがヒットしています。

⑩ 個人的な感想

80年代から90年代を代表するアクション映画シリーズのひとつだと思っていて、かなりの頻度で見ている作品です。

なんだかんだでお金があってどれだけ家が壊されても修理できちゃうマータフと、おもしろいくらい色々なものを破壊しまくってくれるリッグスのコンビはやはり最強ですね。

フィナーレを実現できるなら早くしないと2人とも年齢的にきつくなってくはずなので、早期実現を期待しています。

時代設定がもし原題と一緒なら、1998年に公開されたパート4から20年以上経過してるので、リッグスの子供、マータフの孫共に大人になってますからね。

まとめ

「メル・ギブソン」について色々まとめてみましたが、シリーズものでもありますしまだまだトリビアもあるようなんですが、今こうして掘り下げていっても観たくなる作品です。

「リーサルウェポン5」の実現に期待しながら待ちたいと思います。

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